失敗しないフォトブック作り
失敗しないフォトブックの作り方の一例を紹介しています。意外と難しい写真の選び方やレイアウトの工夫なども同時に紹介しているので、これからフォトブック作りにチャレンジする方は、是非参考にしてみてください。
フォトブックを作るコツ
「全体テーマ」は魅力的なフォトブックの第一歩!
フォトブックを作るときに何よりも大切なのが、「どんなフォトブックにしたいか」というテーマ決めです。
ここは妥協せずに、時間を掛けて行いましょう。
フォトブック例)家族旅行
みんなで楽しんだことを伝えたい!
風景画よりも、笑顔など人の表情が良く分かる写真を中心に選ぶ。
何を見た、食べた、体験したということが写っている写真を選ぶと良い。
素敵な旅行先だったことを伝えたい!
自分たちの写真よりも、風景など旅行先の雰囲気が伝わる写真を中心に選ぶ。
その土地でしか見られないものなど、旅行先の特徴的な写真を選ぶと良い。
子どもの成長記録の1つとして残したい!
子どもの喜怒哀楽がよく写っている写真を中心に選ぶ。
両親・祖父母などと一緒に写っている写真を織り交ぜると良い。
新婚旅行の記念として残したい!
2人の記念となるフォトブックですので、風景と人物とが半数ずつになるように写真を選ぶ。
人物写真は、夫婦2人で写っているものを中心にすると良い。
「ページテーマ」でフォトブックの統一感を演出
フォトブックは全体のテーマだけでなく、そのページごとにテーマを決めると、より伝わりやすく、美しいフォトブックに仕上がります。
写真はどうしても数が多く、迷ってしまうものですが、このページテーマに合わせることで、統一感のある素敵なフォトブックを作ることが出来ます。
ページテーマを考える時は、時系列に決めていくと、見返した時に分かりやすくなります。
フォトブックページ例)家族旅行
写真選びは客観的に
フォトブックを作る時、写真を選ぶのはその思い出に参加している人になりますが、ここで注意していただきたいのが「客観的に写真を選ぶ」ということです。
思い入れが強すぎてしまうと、写真の善し悪しを判断しづらくなり、同じような写真が並んでしまったり、テーマから逸れてしまうことがあります。
そのため、写真を選ぶ時は家族、友人など第3者の人が見た時のことをイメージすることで、よりみんなが楽しめるフォトブックを作ることが出来ます。
テーマから逸れる写真や、同じような場面・アングルの写真が複数ある場合には、勇気を持ってボツにしましょう。
また、一人で選びきれない時には、他の人と一緒に写真を選ぶと、先入観や固定概念のないオリジナリティ溢れる写真を作ることが出来ます。
レイアウトの決め方
本を開いた時、人は視線のいきやすい場所といきにくい場所とがあります。
絶対に載せたい写真や主役などメインの写真は、人の目に付きやすい場所に配置するようにしましょう。
フォトブックが右開きの場合には、「右上から左下」へと視線が流れますので、メインの写真は右上あるいは左下に配置してあると、よく見てもらうことが出来ます。
フォトブックが左開きの場合には、「左上から右下」へと視線が流れますので、メインの写真は左上あるいは右下に配置すると良いでしょう。
レイアウトのちょっとしたコツ
また、被写体が横や斜めを向いている場合には、フォトブックの中央(ノド)部分に顔が向くように配置すると、違和感のない美しいレイアウトになります。
もし、写真の大きさまで自分で決める場合には、上下左右、写真と写真の間の余白はある程度一定の大きさにすることで、安定した印象を与えることが出来ます。
余白の大きさがバラバラだと、雑でまとまりのない印象を与えてしまうため、写真の大きさは変えても、余白の幅は保つようにしましょう。