ビスタプリントのフォトブックを作成!実際に作った感想は?
ビスタプリントを使って、実際にフォトブックを作成してみました。
編集から紙質、画質、製本など、これからフォトブックを作成する方が気になるポイントを中心に、フォトブック作り初心者の目線で感想をお伝えします。
ビスタプリントで作成したフォトブックの感想!
フォトブックの編集に取り掛かるまで
今回は、ビスタプリントのフォトブックのうち「縦長Lサイズ」を作りました。
ビスタプリントの中で一番人気のサイズだそうで、1冊3,980円(税込)で作成できます。
ビスタプリントでフォトブックを作成する際、簡単に編集ができる「オンライン編集」と画像加工、マスク処理、Photoshopプラグインなどが行える「無料専用ソフト」の2方法から選べるのですが、今回は、手軽に利用できるオンライン編集で、フォトブックを作成してみました。
オンライン編集を行う場合、アカウント登録が必須です。
アカウントを作ることで、注文状況・履歴の確認、フォトブックのデータ保存と再注文、使用写真を使った写真入りグッズの注文などが行えるようになります。
登録をしてから編集画面が開くまで、待つこと、なんと31秒。
決して、立ち上がりが早いとは言えませんでした。
編集の操作性は?簡単に作れるの?
ビスタプリントの編集で良かった点
編集を始めてからは、操作が比較的スムーズで、フリーズするなどのトラブルも起こることなく、作成ができました。
フォトブックの作成段階で問題になりやすい、写真のアップロードも時間がかからずに行えたのは良かったです。
ビスタプリントのサイトや編集画面内には、操作方法が書かれておらず最初は少し戸惑いましたが、シンプルな作りになっているので、編集している間にすぐ慣れました。
予め設定されたレイアウトを元にフォトブックを作成していきますが、写真やテキストのエリアは自分で追加・削除が行えるので、配置に関しては自由度が高いと思います。
ビスタプリントの編集で悪かった点
テキストの書体がMS明朝・MSゴシックの2種類のみで、かなり限られています。
クリップアートやフレームといった装飾系も、種類は多くなく、また海外アニメにありそうな外国テイストのものが多いため、正直使いづらいと感じました。
また、写真に背景が付けられるのですが、イラスト素材は少なく、基本写真素材がメインとなります。
可愛い感じのフォトブックを作りたかった私としては、物足りませんでした。
フォトブックの納期やお届け状態は?
発送は注文から1週間!
作成したフォトブックは、注文日1週間後に千葉県木更津市から、佐川急便で発送されました。
ビスタプリントのサイトで公開されている納期が10日となっていますので、3日ほど早く出荷されています。
注文状況や時期、冊数によって変動はあると思いますが、早く発送されたのは非常に好印象です。
丁寧な梱包が好印象
手元に届いた時はダンボール製の箱に梱包されており、開梱すると、緩衝材で包まれていました。
フォトブックに対して、箱の大きさが丁度良いサイズになっており、緩衝材の保護もあるので、配送中の傷つきや汚損・破損は心配ないと思います。
緩衝材の中は、さらにビニール製の袋に入っており、シート状の乾燥材と保管の注意書きが入っていました。
紙製品は湿度に弱いので、数日の配送期間とはいえ乾燥材が入っているのは、きちんと配慮されていると感じます。
フォトブックの製本や紙質の実際は?
フルフラットに対応した糊付け製本
ビスタプリントのフォトブックのウリの1つとして、ページが水平に開く「フルフラット」があります。
サイト上では製本方式は公開されていませんが、見た目とフルフラット対応を考えると、糊を使用した上製本だと思います。
作ったばかりなので何ともいえませんが、保存性の高い製本方法と言われているので、大切な思い出の保管も安心でしょう。
尚、ハードカバータイプではありますが、側面にタイトルは入りません。
最初のレイアウトの通りに写真を配置しましたが、側面部分で切れてしまうので、気になる方は写真の大きさを調整した方が良いと思います。
厚すぎず、薄すぎない適度な用紙
表紙にハードカバーを使用しており、手に取った感じでは、強度がありそうです。
端なども折れにくそうなので、保存にも適していると思います。
中の用紙は、適度な厚みと硬度があり、しっかりとした印象です。
厚すぎることによる重たさや、薄すぎることによる印刷の透けも見受けられないので、フォトブックには丁度良い紙質ではないでしょうか。
ただ、作成したフォトブックを横から見てみると、紙の歪みが出ていました。
製本、印刷のインク、湿気など、どの理由で起こっているのかはわかりませんが、少し残念です。
一番気になるビスタプリントの画質は?
写真は十分綺麗な画質
今回のフォトブックは、スマートフォンで撮影した写真を使用しました。
表紙は写真が大きく印刷されるからか、細かい部分が多少粗くなっているように感じますが、パッと見ただけでは分からない程度です。
光沢があり、色の濃淡がしっかりと出ていて、くっきりとした印象になっているのは好感を持てます。
中紙は光沢のないマットな仕上がりですが、全体的に画質は十分綺麗です。
多少粗いと感じる写真があったり、色味の暗い部分は近付いてみるとドットが気になりますが、画質にこだわりの強い方でなければ許容範囲だと思います。
写真の画質は良いのですが、背景として挿入したイラスト素材の輪郭がぼやけた感じになっており、その点が気になりました。
ビスタプリントが用意したものなので、もう少し配慮していただきたいです。
ビスタプリントの特徴「フルフラット」の実際は?
お気に入り写真にオススメ!ただし、写真選びにご注意を
フォトブックの中央部分が水平に開く「フルフラット」が、ビスタプリントのウリの1つなので、2ページほど作ってみました。
編集画面では、既定のレイアウトにないため、自分で写真エリアを調整して作成します。
届いたフォトブックのフルフラットページを見てみると、上下左右に余白もなく、贅沢に1枚写真を使っているので、印象的なページになりました。
特に、今回作ったLサイズともなると、フォトブック自体が大きいので、とてもダイナミックになります。
写真のズレや欠けもなく、そのままの写真がきちんと印刷されています。
気になるページの中央部分は、しっかりと平らに開くので、写真がよれずにきちんと見られるのは嬉しいです。
折れ線がうっすらと入っているものの、気になる程ではありません。
ただし、写真が大きく印刷されるので、他のページよりも細部の粗さが多少ですが気になります。
解像度の高くない写真を使ってしまうと、より気になると思いますので、写真選びは慎重に行った方が良いと思います。
フォトブック編集後の流れは?
注文は手間なし!お揃い製品も簡単に作成可能
フォトブックの作成が終わったら、あとは数量を選び、住所・氏名などを入力するだけで、完了です。
予めアカウントを作っているため、一度個人情報を登録しておけば、以降増刷や新しいフォトブックを作成した時に入力せずに注文できるようになります。
ビスタプリントは、フォトブックだけでなく、写真入りグッズの販売も行っていますが、注文段階で作成したフォトブックの写真を使ったお揃いの製品を、簡単に作ることができます。
今回は注文しませんでしたが、作成を考えている方は改めて作成・注文する手間が省けるので便利です。
ビスタプリントで作成したフォトブックの感想
ビスタプリントのフォトブックはコスパが高い!
出来上がったフォトブックは、全体的に満足のいくものになりました。
紙質、画質、製本などを実際に見てみると、高級というわけではありませんが、人に見せたり、プレゼントしても恥ずかしくない仕上がりです。
値段を考えても、コストパフォーマンスの良いフォトブックと言えると思います。
実際に作ってみて気になったのは、編集部分と紙の歪みです。
オンライン編集の立ち上がりが遅かったり、用意されている素材が微妙で使いづらいといった部分は、今後改善されていくと良いなと思います。
また、横から見た時の紙の歪みは、保管しているうちに出てくるものですが、届いた時点で歪んでいると少し残念な気持ちになるので、今後の改良に期待します。
しかし、フルフラットのフォトブックを作れるお店が少ない中、安い価格でこのクオリティを出せるのはビスタプリントだけです。
「お客様ご満足保証」サービスも行っていますので、安心して利用できるフォトブックの一つです。